こんにちは!
ワイズ歯科矯正歯科+KIDSイオン小牧店です!
歯科クリニックで虫歯を治療する場合、基本的に1日で完了することはありません。
少なくとも、2~3回は通わなければ完治しないことが多いですが、「なぜ1日で終わらせてくれないのか?」と疑問を抱く方もいるでしょう。
今回は、虫歯治療に時間がかかる主な理由についてお伝えしたいと思います。
治療の手順が多い
虫歯の治療には、歯を大きく削った後に根管治療をしたり、詰め物や被せ物を装着したりと、必要な治療が多く、重症度が高いほど、これらの手順は増えてきます。
もちろん、軽度であれば治療自体は1日で終わることもありますが、その他の処置が必要なケースが多いことから、どうしてもトータルの治療期間は長くなりがちです。
患者さんの負担が大きくなってしまう
歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、患者さんはある程度の時間、口を大きく開けていただく必要があります。
また、何本も虫歯があるからといって、全てを一度に削ってしまうとかみ合わせも悪くなってしまいます。
このように、患者さんの負担が大きくならないように虫歯治療は1日で完結させず、複数回に分けて少しずつ段階を踏んでいく必要があります。
保険診療のルール
虫歯の治療に時間がかかる理由としては、保険診療にはルールが定められています。
歯科クリニックで行われる虫歯治療の多くは保険診療で行われますが、細かいルールがあり、1回の通院で可能な治療には制限があるのです。
保健診療は、日本国民に対し平等に医療を提供するためのものであるため、一人に治療が集中しすぎると、他の患者さんの治療の機会が失われてしまうため、歯科クリニックは何度かに分けて虫歯治療を行わなければいけません。
自由診療であれば、上記のような制限がないため、ある程度虫歯治療は早く終わりますが、その分患者さんの身体や治療費の負担は大きくなってしまいます。
まとめ
ここまで、虫歯治療に時間がかかる主な理由についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
仕事などが忙しく、なかなか通院の時間を確保できない方は、「なるべく早く終わらせてほしい」と思うかもしれませんが、虫歯治療の仕組み上、そのような要望に応えるのは簡単ではありません。
そのため、少しでも時間があれば通院し、早めに治療を完了させるのがおすすめです。