小牧ワイズ歯科です✨
今日はドライマウスの原因と対処法についてお話します❕
ドライマウスとは口の中の唾液が少なくなり乾燥する状態が長く続くことを言います。
口の中や唇の乾燥が気になる
パサついた食べ物が飲み込みにくい
口臭がつよくなった気がする
もしかしたらドライマウスの症状かもしれません😿
まず原因の一つ唾液線からの唾液分泌量の減少⤵️⤵️
年齢とともに唾液線の機能が低下します。
歯を失うと柔らかい食べ物が多くなってしまい噛む回数が減ってしまい唾液の分泌量が減ってしまいます。
病気や薬の副作用によるものや、タバコやストレス、緊張など交感神経に影響を与えることも長く続いてしまうと自律神経が乱れ唾液の分泌が抑えられてしまいます😲
二つ目の原因として口から水分の蒸発量が多いこと
鼻詰まりや不正歯列により口が開いてしまう
睡眠中のいびきや無呼吸症候群で口呼吸になってしまっていることで口の中は乾燥してしまいます。
唾液の量が関係あるということです。
正常な人で唾液は１日に１リットルから１.５リットル分泌されています。
唾液の役割としては自浄作用（歯の表面についた食べかすや細菌を洗い流す）
粘膜保護作用（潤滑剤の役割をして舌や頬や歯茎などの軟らかい組織が傷つくのを防ぐ）
抗菌作用（唾液に含まれる酵素が細菌増殖を抑え感染を防ぐ）
緩衝作用（口の中が酸性に傾いたら中性に戻し虫歯を防ぐ）
石灰化作用（唾液中のカルシウムやリン酸などの成分が虫歯を防ぐ働きをする）
消化作用（唾液に含まれる酵素が炭水化物の消化を助ける）
このように唾液は食べることに対した働きだけでなく細菌から守ったり感染を防いだり重要な役割をしていることがわかりますね。
ドライマウスを放置すると…？
歯周病の悪化
歯茎は唾液に保護され抗菌作用は歯周病の予防にも関わっているので、ドライマウスで唾液の作用が機能しなくなると歯周病菌の活動が活発になり歯周病が悪化してしやすくなります。
誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎は細菌が食べ物や唾液と一緒に誤って気管に入ってしまい起こる病気です。
ドライマウスによって唾液が少なくなると口腔内の肺炎球菌や歯周病菌が増殖してしまい肺炎を起こすリスクが高くなってしまいます。
口臭がきつくなる
唾液の分泌の減少で食べかすが口の中に残り細菌が繁殖します。
さらに最近の塊である舌苔によりさらに口臭が強くなってしまいます。
たかが口の乾燥と思いがですが身体に様々な弊害が起こってしまいます。
なのでいかに早く気付けるかが大切ですね。
対策として
鼻呼吸を習慣にする
こまめな水分補給で常に潤いを与える
噛む回数を増やす
舌を動かす
食べたら磨く
ドライマウスは様々なリスクが伴うので唾液の分泌促進を促していきましょう
これってドライマウスなのかな？と、気になった方は気軽にご相談くださいね
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