こんにちは🎶
ワイズ歯科矯正歯科+KIDSイオン小牧店です

気がつくと歯を食いしばっているな、と思うことがある方その癖「クレンチング症候群」かもしれません。
クレンチング症候群を放置し、無意識に歯を食いしばり続けていると最悪の場合、歯を失う原因にもなり得ると言われています。
クレンチング症候群とはどのようなリスクがあるのでしょうか。

クレンチング症候群を放置することによって、６つの弊害が考えられます。
１、歯自体に過度な力がかかり、歯に亀裂が入ったり、擦り減ったりする。
２、歯に入ったひびや亀裂などから刺激が入りやすくなり、知覚過敏になる。
３、歯の周りの組織に過度な力がかかり、歯が揺れたり、歯周病が悪化する。
４、顎の骨にも力が伝達し、骨が盛り上がる（骨隆起が起こる）
５、下顎の関節に過度な力が伝達し、「顎関節症」になる
６、そしゃく筋の痛みによって頭痛場度が生じる。

クレンチング症候群の原因としましてはさまざまな原因が考えられていますが身近なものとしては精神的なストレス、飲酒、喫煙、怒りっぽい性格などがあげられています。また、うつ病や精神病薬の副作用、遺伝的な問題なども原因として考えられています。
「女性に多い」や「コーヒーをよく飲む人に多い」などと書いてある論文もあります。

クレンチング症候群にどうやって気付く？
１、前歯以外の歯の先端が平らになっている。
２、歯茎に骨の盛り上がりがある。
３、歯の根元が欠けている。
４、朝起きると顎に痛みがあったり、こわばる感じがあったりする。
５、肩こりがや頭痛がある。
６、舌の側面や頬の内側の粘膜が歯の形に変形している。
７、虫歯などがないにもかかわらず、歯が染みる。
８、事故や外傷などではなく、歯が欠けたことがある。
何か一つ当てはまるものがありましたら、クレンチング症候群の可能性がありますので一度歯科医院に相談してみましょう。

起きているときのクレンチング症候群は、意識次第で改善できる可能性がございます。
しかし、寝ているときのケースでは無意識下で行われることもあり、根本的にクレンチングをやめさせるための、医療的に確固たる根拠を持った治療法はございません。
歯科医院では歯や骨、顎の関節を守る目的で保護用のマウスピースを作成したり、クレンチングで噛んだ時の一部の歯に力がかかってしまうような歯並びの悪い部分の矯正治療を行います。
また知覚過敏の生じている歯のケアも行います。
ご家庭での対処法としましては、まずは自分のクレンチングに対しての意識を向けることです。自分が食いしばり歯ぎしりをしてしまうタイミングやふとした時に上下の歯が当たっていないかを意識することが大切になります。

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